国道283号線から県道39号線に入ると、木に囲まれた空間に辿り着きました。
道の駅『とうわ』
なんだかたくさん施設があります。
案内を見ると体験施設のようです。
ジュースやジャムを作るところもあるのですね。
お食事処は外にあるタイプの道の駅。
営業時間は11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)だって。
お腹いっぱいじゃなかったら行ってみたかったな。
道の駅の建物は、相撲場所のような雰囲気があります。
売っているもの
野菜やジュースがまんべんなく置いてありました。
田瀬(たせ)ダム缶バッジ
道の駅とうわ限定の缶バッジ。
道の駅ってダム関連の情報やグッズを売っているところが多いよね。
田瀬ダムは国土交通省直轄ダムとして、日本で最初に作り始めたダムだそうです。
2019年には機械遺産に認定されています。
歴史に残る機械を日本機械学会が認定する制度
きりせんしょ
ひときわ目を引いたのは『きりせんしょ』です。
なんだこりゃとPOPを見たら、郷土料理だそうです。
食べてみると、ふんわりと甘くちょっとみたらしのような味がします。
素朴な味なので、ずっと食べていられそう。
『きりせんしょ』は祝い事やひな祭りの時、農作業のおやつとして食べられていたようです。
道の駅ルートステッカー
取り扱いはありません。
駐車場
駐車場はとても広いです。
東和(とうわ)ICの近くでもあるので車中泊場所として人気のようです。
近くに温泉もあるので、ゆっくり休めそう。
スタンプから紐解くとうわ
赤ちゃんが泣いている顔の横に『泣き相撲』と書いてあります。
この辺りは泣き相撲というイベントが人気なのでしょうか。
泣き相撲とは
泣き相撲とは子供の健やかな成長を願う祭りだそうです。
生後6ヶ月から1歳6ヶ月までの豆力士が親方に抱えられ土俵に上がり「ヨーッヨーッ」という掛け声でお互いの顔を近づけ勝負を競います。
三熊野神社より
豆力士って呼ばれてるの可愛いですね。
全国で泣き相撲というのはあるようで、泣いたら勝ち負けと地域によって違うようですが、とうわでは泣いたら負けだそうです。
決まり手も可愛いのでちょっと覗いてみたいお祭りです。
詳しくは三熊野神社のホームページから確認できます。
毘沙門まつり・全国泣き相撲大会
道の駅とうわのある東和町(現在は花巻市の一部)では毘沙門まつりとして泣き相撲大会があるようです。
この毘沙門まつりが行われる三熊野神社の毘沙門堂には日本一のケヤキ一本彫成仏である毘沙門天像があります。
なんと、この毘沙門天像は坂上田村麻呂が蝦夷平定の際に守護神として奉ったようです。
802年、アテルイ(蝦夷のリーダー)が坂上田村麻呂の下に降伏し、蝦夷が朝廷の支配下になった出来事。
泣き相撲大会はいつから?
泣き相撲大会の行われる三熊野神社では正式には『十二番角力式(じゅうにばんすもうしき)』と言います。
782〜806年頃に征夷大将軍である坂上田村麻呂が部下に相撲を取らせたのが始まりと言われているそうです。
なんて可愛い大会なのかと思っていたら1200年も続く由緒あるまつりでした。
毘沙門まつり・全国泣き相撲大会って言うのも、坂上田村麻呂が毘沙門像を建てたことに由来するのかな。
この可愛い泣き顔のスタンプには、坂上田村麻呂と蝦夷平定に関わる東和の長い歴史が刻まれていたのですね。
近くの道の駅
道の駅 みやもり
国道283号釜石線を車で18分。
銀河鉄道の夜の世界へ誘ってくれる道の駅です。
道の駅 石鳥谷
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南部杜氏の里である石鳥谷。日本酒好きにはたまらない道の駅です。
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