『道の駅こどまり』から『道の駅みんまや』に向かう際に『竜泊ライン』と呼ばれる国道を通りました。
竜泊(たつどまり)ライン
津軽半島を縦断する道路です。
小泊から龍飛崎(竜飛岬)までを結んでいます。
竜泊の竜は龍飛崎(竜飛岬)の竜、泊は小泊の泊です。
ちなみに冬季閉鎖期間があるので気をつけてください。
11月中旬ぐらいから通れなくなります。
なんとですね、この竜泊ラインが出来るまで、この津軽半島の海岸は全く人が通れなかったらしいですよ。※青森県奥津軽観光サイトより
分かる。人が通れなかった感じは竜泊ラインを走ってみたら分かる。
というわけで、『道の駅こどまり』から『道の駅みんまや』に向かうべく竜泊ラインを走りました。
実際にドライブしてみた
小泊の海側
まずは見晴らしの良い海沿いをドライブします。
海面が非常に近いところに道路があります。
ドライブした日は波も穏やかで青空が広がり絶好のドライブ日和。
すごーい!!綺麗だーー!!海ちかーい!!
砂浜が全く無く、岩肌がゴツゴツとしています。海も透き通っていてドライブしていてとても気持ちが良いです。
ただ、画像でも右下の方を見ていただけると分かると思うのですが、ガードレールが心許ないので綺麗と恐怖が隣り合わせの道でした。
風の強い地域だから高波なんてきたら一発アウトなんじゃなかろうか?
山岳地帯に突入
海の反対側はずっと山が続いていたんですよ。
遠くに見えるとかではなく、結構近くに山。今走ってる海沿いの道路は山の麓なんだろうなというぐらいの近さ。
で、海沿いを走っていたはずなんですが、感覚的には急に山沿いに入るイメージです。
あれ?全く海が見えないぞ
見渡す限り山。あんなに青い景色だったのにいつの間にか緑色や茶色に。
海沿いを走っていた時は左手に海、右手に山というような感じだったのに山岳地帯に突入したら360°山でした。
しかもカーブがほぼU字。
先の見えない道に急激に不安を覚えます。
マップに表示してある目的地までの到達時間と視界に広がる景色が合わなすぎて感覚がバグる
ひたすらU字カーブを攻略していくと視界が開けていきます。
竜泊ライン最高地点、標高475mにある眺瞰(ちょうかん)台
山道を走り続けてると駐車場が見えるだけでもホッとします。
休憩も兼ねて車を降りてみました。
眼下に広がるこの青い景色は海です。
めっちゃ気持ちいい眺めです。
うおーー!!!海だーー!!風強っっ!!!!!!
さすが津軽半島、風が強い。
ここは眺瞰(ちょうかん)台という観光スポットのようです。
駐車場にはバイクが結構停まっていました。
そういえば、行きしなも結構バイクとすれ違ったな…
竜泊ラインはツーリングに人気の道でもあるのかもしれません。
水平線とはこのことなんでしょうね。この先に大陸があるのかと思うとロマンが広がります。
これが私の通ってきた道。
なかなかグネってるでしょ?これ上から見ると『あれ?本当は海も見えてたんじゃない?』って思うかもしれないけど、全く見えてないから。
さて、『道の駅みんまや』まではあと11分ぐらい。
もう一走りしますか。
再び山道グネグネ道
眺瞰(ちょうかん)台を過ぎるとまたしても山道に。
あのどこまでも続く水平線の景色が嘘のようです。
あの…私本当に道の駅に辿り着けますか…?
またしてもカーブという生ぬるい言葉の道ではなくU字を攻略していくことに。
山深くに入っていく感覚が強くて本当にこの先に人が作りし建物があるのかが不安になる10分近くのドライブでした。
ようやく到着道の駅
ドライブの時間だと小泊から30分走ったかどうかみたいな距離なんですけど、体感はもっと長かった。
けれども、竜泊ラインの最高地点から眺める景色はまた見たいと思わせてくれるほど絶景でした。
ただ、あのカーブをまた走るのか…?
それでもまたあのずっと続く水平線と、不安と共に進んできたグネグネ道を眺めたいなぁと思ってしまう不思議な道でした。
竜泊ラインに関係する道の駅
道の駅こどまり
夕日が綺麗な海岸が近くにある道の駅です。
道の駅みんまや
青函トンネルにゆかりのある道の駅。
竜飛岬に一番近い道の駅です。私はこどまりから竜泊ラインを通ってこの道の駅を目指していました。
読んでくれてありがとう!
ブログ村に参加しています。良かったら下のボタンをポチッとお願いします。