道の駅ふかうらに向かって国道101号線を走っていると砂浜ではない海岸が見えました。
千畳敷海岸
かなり広い範囲でこのような光景が続いていました。
思わず声を上げてしまったほど。一人旅なのにね。
ちなみに国道101号線はJR五能線とほぼ隣り合わせ。観光のための駅なのか、「千畳敷駅」という駅があります。
その近くには観光バスも停められるような比較的大きな駐車場が。
予定にはなかった千畳敷海岸を少し見ていこうと降り立ちました。
千畳敷海岸とは地震で隆起した岩浜
千畳敷海岸はおよそ230年前に起きた寛政の大地震で隆起した岩浜だそう。
千畳敷という名前は当時の津軽藩の殿様が「こいつは珍しい海岸だ!」つって千畳の畳を敷いて宴会をしたからだと言われているみたい。
そして不思議な形をした岩がたくさんあります。
ちょっと探してみようとしたのですが、よく分かりませんでした。
うーん…多分③の鎧岩だと思うのですが…角度のせいなのか、「たぶんね」としか言えない状態。
何も知らずに走ってきたから、⑩のかぶと岩も見てるはずだけど絶対スルーしているんだよな。
この岩たちは長い年月をかけて風や海水で削られてできた自然の芸術です。
きっと、また長い年月をかけて形が変わっていくのだろうな。
岩の上を歩いて海の最前線へ行ける
実はこの千畳敷は岩の上を歩いて最前線まで行くことができます。
私は怖くて行けなかった。泳げないし。
駐車場に車を停めた時に、隣にキャンピングカーで旅をなさっていたご年配のご夫婦とお話をする機会がありまして。
「せっかくだから歩いてみるわ」と奥様が目を輝かせてスタスタと歩いて行きました。
つ、強い…私も旅をするからにはこうありたいものです。
このあとは、フェリーに乗って北海道に行くとのこと。いいなぁ…夢!
ちなみに岩は思ったより歩きやすかったです!
不思議な地形をしている
岩の最前線までいけずとも、手前もなかなか面白かったです。
手前がコンクリートの緩い階段。国道の方が高い位置にあるので海岸に降りやすいように緩い段差をつけてくれています。
画像の中央右に少し水が溜まっているところが見えますでしょうか。
多分、満ち潮時に波がここまで来るんだろうなぁってところですね。
藻も生えてるし。
ふと目線を上げると、先ほどのご夫婦が海に近い場所でしゃがんで何かご覧になっているご様子。
千畳敷はところどころ海水だまりが出来ているようで、小さい生き物が観察できるようですね。
あ!!これって⑨の盃乃潤ってやつ!?って思ったんですけど、なんか違うような…
水が入ってないだけ?うーん…わからないなぁ…
とにかくずっと眺めていたい海岸
ここは夕陽がとても綺麗だそうです。
風も穏やかですごく晴れた日は、真っ青な海が岩の向こうに静かに佇んでいます。
穏やかな時間が流れていく海岸です。
なんだろう、日本海ってもっと荒々しいものだと思っていたよ。
五能線の方が国道よりも海側を走っていたりするので、海を堪能したいのであれば五能線に乗るのもいいかもしれません。
車窓から広がる景色は青一色なんだろうな。
https://aomori-tourism.com/spot/detail_72.html
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